玉ノ江こども園の園庭に柿がたくさん実りました。
実はこの柿は渋柿です。美味しくいただくために異年齢クラスで吊るし柿を作りました。
まずは、採れた柿の説明です。
「今年も園庭でたくさん柿がとれたよ」
「でもね、この柿、渋柿っていって、そのまま食べると渋くっておいしくないの」
そんな話をすると子ども達もとても寂しそうな顔。
「それでも、皮をむいて干して太陽にあてると、渋い柿が甘くなるんだよ」
「あっ!このあいだえほんでみたー」
先日お部屋で読んだ絵本を思い出し、盛り上がっていましたよ。
皮をむき始めると、とてもおいしそうで、「もうたべれるの?」とワクワクした表情で見ていました。
「これを干して太陽にあてるとおいしくなるの」
「その時にホワイトリカーをかけると、渋みがぬけるんだって」
「では、ひもで吊るしていくよ」
「陽当たりのいい窓側で干そうね」
子ども達も真剣に見守っています。
各部屋や事務所に吊るした柿を見て、「かきがいーっぱい!!」とにっこり笑いながら見ていた子ども達。
お昼からに自発活動では、吊るし柿を作っている時の話に花を咲かせながら、ならで絵に描いてお部屋に貼っている子もいましたよ。
日本の伝統食に子ども達もとても興味をもっていました。
秋ならではの風景、楽しかった経験が、子ども達の心にしっかり心に残ったことでしょうね。